実は“おいしい”バイト!?ガソリンスタンドの夜勤バイト

ガソリンスタンド夜間バイト
ガソリンスタンドの夜勤についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。「夜勤はきついんじゃないの?」「人が来ないから楽なんじゃない?」という様々なイメージがあると思います。今回は、ガソリンスタンドの夜勤における仕事内容や、必要な資格、メリット・デメリットをご紹介します。

ガソリンスタンドの夜勤バイトの募集要項や仕事内容について

バイトの夜勤をするにあたって最も気になるのは募集条件や仕事内容ですよね。そこで、まずは勤務時間、時給、必要な資格、具体的にどのような仕事をするのかをご紹介していきます。

夜勤の勤務時間

そもそも夜勤というのはどの時間帯の仕事のことを指すのでしょうか。

勤務場所や店舗によってそれぞれ勤務時間は異なりますが、ガソリンスタンドの夜勤では、多く場合は20:00~翌朝8:00の中からシフトを組むという形をとっているようです。

夜勤の給料

夜勤は基本的に深夜手当として、22:00~5:00の時給が日勤に比べて25%割増しになるため、比較的高額な時給となることがほとんどです。例えば、日勤の時給が1000円であった場合、1日で得られる給料は以下のような計算となります。

日勤:8:00~17:00(休憩1時間)
1000円(9-1)時間=8000円
1日の給料は8000円

夜勤:23:00~8:00(休憩1時間)
1000円1.25(6-1)時間+1000円3時間=9250円
1日の給料は9250円

つまり、同じ8時間勤務でも、夜勤は日勤に比べて1日当たり1250円多くもらえると言えます。
これを仮に週4回、月16回のシフトで入るとすると、

1250円16時間=20000円となりますので、

1ヶ月あたり20000円多くもらえるという計算になります。これは、日勤を2日と半日分多く働いたことと同じくらいの給料なので、決して侮ることができません。

夜勤に必要な資格・条件

ガソリンスタンドの夜勤をするにあたってこれといって必要な特別な資格はなく、未経験からでも始められるところが多いのですが、店舗によって普通自動車免許の所持を必須条件にしているガソリンスタンドもあります。また、労働基準法により18歳未満に10:00~5:00の深夜に労働をさせることが禁止されているので、夜勤で働く場合は、18歳以上である必要があります。
場合によっては、“通称:乙”4と呼ばれる「危険物取扱者 乙種4類」という資格を取得していると、時給が上がる・夜勤のシフトに入りやすくなるなどの優遇をされることもあります。
危険物であるガソリンを扱うためには、乙4所持者の立ち会いが必要です。ガソリンスタンドの夜勤では、人件費削減のために業務に必要な最低人数でシフトを組むことがほとんどです。2人以上でのシフトであれば、そのメンバーの中の誰か1人でも乙4を所持していれば良いのですが、1人で夜勤のシフトに入ることもあります。その場合、必ずシフトに入る人は、乙4を所持している必要があるため、乙4所持者は非常に貴重な人材となります。このため、乙4を所持していると重宝され、優遇がされるのです。

募集内容・条件によって待遇なども大きく変わってくるので、事前に求人情報をよく見てから応募をしましょう。

夜勤の仕事内容について

ガソリンスタンドの夜勤バイトは、具体的にどのような仕事をするのでしょうか。
夜勤を募集しているガソリンスタンドは、24時間営業のセルフサービス型がほとんどです。セルフサービス型のガソリンスタンドでは、お客さんが来たらまず事務所内のモニターで様子の確認をします。ここでは、「間違ったノズルで給油をしようとしていないか」「タバコなどの火気を近づけていないか」「子供が危険な状況にないか」といったことをチェックします。そこで特に安全に問題が無ければ「給油許可」のボタンを押し、お客さんに給油をしてもらいます。基本的にはこの作業がメインとなっており、お客さんが来ないときや暇なときは事務所内の清掃などを行います。

ガソリンスタンドで夜勤をするメリット

ガソリンスタンドで夜勤のバイトをするからには、当然それなりのメリットがあります。それでは、ガソリンスタンドの夜勤をすることでどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

メリット1:日勤よりも給料が高い

先ほども述べましたが、同じ勤務時間でも深夜割増しによって夜勤の方が日勤に比べて多くの給料をもらうことができます。そのため、効率的にお金を稼ぐことができます。

メリット2:時間を有効活用できる

働く時間帯が深夜であるため、昼間は別のことに時間を割くことができます。そのため、学校の授業やサークル活動、Wワークもしやすく、1日の時間を有効的に活用できます。
また、昼間にしかできない手続き(銀行、郵便局、役所、運転免許の更新など)も行うことができるので、かなりのメリットであると言えます。

メリット3:比較的ゆったりと業務を行うことができる

夜勤で勤務する時間帯には、「お客さんが立て続けに来て、てんてこまい…」なんてことは基本的にはありません。日勤に比べて忙しさはなく、かなりゆったりと働けるのがガソリンスタンドの夜勤バイトの特徴です。
また、1日の夜勤シフトに入るスタッフは1人もしくは2人の場合が多いようです。そのため必然的にあらゆるメンバーとコミュニケーションを取ってチームで動くというよりも、単独での業務が多くなります。

ガソリンスタンドで夜勤をするデメリット

ここまではガソリンスタンドでの夜勤のいいところを紹介しましたが、もちろんガソリンスタンドでの夜勤はいいことばかりではありません。では、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

デメリット1:体に負荷がかかる

あえて言う必要はないとは思いますが、深夜に働くので昼夜逆転の生活になりやすく、健康面で不安定になる場合もあります。昼夜逆転に慣れない方は、体力的にきついと感じることもあるかと思います。もともと夜型の方は問題ないと思いますが、夜更かしが苦手な方はやめておいた方が良いでしょう。

デメリット2:人によっては、時間の有効活用ができないことがある

せっかく夜勤をして昼間に時間を作ることができても、「結局夜勤明けに寝てしまい、気付けば夜だった」なんてことにもなりかねません。昼間に授業や仕事がある方は、眠気が邪魔をして、そちらにも支障が出てしまう可能性もあります。こちらの良し悪しも人によるとは思いますが、日中の活動をしているWワーカーの方などは、睡眠時間をよく考えて無理のないスケジューリングをする必要があります。

デメリット3:トラブル時に頼れる人が少ない

少人数で業務を行うということは、ゆったりと働けるというメリットがある一方、業務中になにかトラブルが発生してしまった場合は頼れる人もいないということになります。仮にクレームを入れられたり、事故が起こったりした時にも1人で対処をしなくてはなりません。

結局、割のいいバイトなの?

ここまでメリットとデメリットを挙げてきましたが、結局のところ割がいいバイトなのでしょうか。これまでに出てきたメリット・デメリットを踏まえてまとめてみましょう。

ガソリンスタンドの夜勤が良いかどうかは人それぞれ

結局のところ、ガソリンスタンドの夜勤が割の良いバイトであるかどうかの感じ方は人それぞれと言えます。「そんなの度のバイトにも言えるよ!」と思うかもしれませんが、ガソリンスタンドの夜勤は特に「合う、合わない」が顕著に表れるバイトであると思います。ですので、「時給は高いし、楽なバイト」だと感じる方も「やはり夜勤は体力的にきつい…」という方もいらっしゃると思います。募集内容などをしっかりと確認し、適切に検討をした上で応募しましょう。もし、何度かやってみてやっぱり厳しいと感じた場合は、店長などに相談をしてみましょう。大体の場合、日勤のシフトに変更するなどの対応をしてくれるでしょう。

まとめ

今回は、意外と仕事内容がイメージしづらいガソリンスタンドの夜勤についてご紹介しました。時給は高く、あまり忙しい仕事ではないので、自分のペースに合わせて効率的にお金を稼ぐことができますが、深夜での勤務ということもあり、体に負荷がかかる可能性もあります。そのため、お得感のある“おいしい”バイトであるかどうかは人それぞれの感じ方によります。
ガソリンスタンドの夜勤バイトは、夜型の方や、体調管理に自信のある方にはとてもおすすめできるバイトです。ぜひ候補の中に入れてみてはいかがでしょうか。

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